AIが1on1の相棒に!NotebookLMで深まるコーチング

はじめに

こんにちは。CTO室でアジャイルコーチとして働いている府川です。

今回は、私が最近ハマっている「NotebookLM」を1on1のアドバイザーとして活用する方法を共有します。NotebookLMは、ブラウザ上で動作するAIツールであり、独自のデータを学習させることでパーソナルAIとして活用できます。1on1の議事録、過去のフィードバック、目標設定シートなど、様々なデータをアップロードすることで、AIはよりパーソナライズされたアドバイスを提供してくれます。

NotebookLMを選んだ理由

AIツールは様々なものがありますが、その中でもNotebookLMを使おうと思ったのは以下が理由です。

  • 無料であること
  • ブラウザ上で使用できるため、インストールが不要で手軽に利用できること
  • 独自のデータをアップロードして学習させることで、パーソナルAIとして活用できること
  • 作成したノートブックは、1on1の相手と共有し、一緒に利用することができること
  • 回答には参照情報が表示されるため、過去の会話内容をすぐに振り返ることができること

NotebookLMを使った1on1の進め方

まず、1on1で話した内容を一旦箇条書きで良いのでメモしていきます。後でここではキレイにまとめようとせず、話したことや聞いていて思ったことなどをメモしています。

1on1自体が終わったら、NotebookLMの機能を使って、箇条書きのメモをドキュメントとして整形してもらいます。これは将来、AIに質問した際に出てくる参照情報を、読みやすくすることが目的です。ここまでやることで、その日の1on1の内容までAIが学習してくれていることになります。

最後に、次の1on1の準備をします。基本的には相手が話したいことに合わせて話すことが多いですが、お題がなかった時のためにも事前準備はしておきます。

AIに対して

  • 「次回の1on1のアジェンダのオススメを考えて」
  • 「未解決になっている問題をリストアップして」
  • 「相手が必要としているリソースやサポートを特定して」
  • 「相手のモチベーションの源泉は何だと思う?」

これらを質問を通じて相手をより深く理解することで、以前は気づかなかった相手の悩みを発見し、解決に繋げることができたこともありました。

運用をしていて感じたメリット

一番のメリットと感じたのは前述した通り「以前は気づかなかった相手の悩みを発見し、解決に繋がった」ことです。私は相手の成長を促すことを目的に1on1を行っています。なので、相手の問題を解決し成長に繋げられるかは、大事なポイントと考えています。

また、重要度が高くても緊急度が低い問題は議論から漏れてしまいがちですが、AIにアジェンダを考えてもらうことで、そのような問題も見逃さず、議論→解決→成長に繋げることができます。

更に、作成したノートブックは共有することができるので、1on1相手に共有することで、好きな時に内省をすることができるのもメリットだと思いました。

これだけのメリットがありつつも、NotebookLMは無料で、使い方もシンプルなので、手軽に使うことができます。

おわりに

いかがだったでしょうか?

AIブームが来ているものの、どう実務に活用したら良いかわからないという人向けに、1例を紹介してみました。今回の内容を自分に対して行うことで、1on1の場がない人でも内省をすることもできるでしょう。

1on1で話した内容をAIに学習させることに対して懸念を持つ人もいると思うので、事前に相手に説明をし、許可をもらった上で実施しましょう。また、AIは万能ではなく、感情的なニュアンスや複雑な人間関係については、人が向き合う必要があると思います。なので、回答はあくまで参考であり、鵜呑みにせず、最終的な判断は自分で行うようにしましょう!