新卒4年目になりました

こんにちは。ATOM事業部エンジニアの松尾です。 普段は、広告媒体からのデータ取得処理やAPI実装を行っています。

始めに

今年の春から新卒4年目になりました。

同期の中でも部署移動や転職する人など、将来に向けて新たな一歩を踏み出そうとする方が増えてきたような感じています。 そして、私自身も若手エンジニアとして就活イベントに参加させていただたり、プライベートでもエンジニアについて興味があるとのことで相談を受けたりなど、間接的に自身のことについて振り返ることが最近多くありました。その際に、部分的に振り返ることはあったものの体系的に振り返ることができていなかったので、ぜひ今回の執筆作業を通して整理できればと思っています。

それでは、3年間を振り返っていきます。

1年目

入社のタイミングで東京に上京してきたので、初めてのことが多くとてもソワソワしていたことを思い出します。また最初の1年目は、まだ毎日会社に出社していたんだなと思いますと、とても昔の頃のように懐かしく感じます笑

親グループの新卒向けの研修とエンジニア向けの新卒研修が合わせて半年間ほどありました。そのあと、ATOMのNEOチームに配属され実務に入ります。 配属当初は、バックエンドもフロントエンドの両方の開発を行なっていました。 最初は、実務ベースでのバックエンドやフロントエンドの知識、ドメインの知識の習得にとても時間がかかりました。また、分からないものがあった時に、ついつい自分で調べ過ぎてしまい、その日のタスクが終わらないということもありました。

そして、1年目が終わる頃にやっとバックエンドからフロントエンドまで一気通貫で終えることができ、webアプリの開発の全体像が少しずつ見えてきていました。

新卒研修

親グループの同期を含めた新卒研修がありました。

こちらは今年度もあります(研修期間や内容は、年ごとに異なります)。 今では考えられないですが、40人ぐらいの同期と1つの会議室に机を並べて座り研修を受けていました。 研修内容は、マナーの研修からweb広告のアカウント構造、ロジカルシンキングまで様々なものでした。

あと研修後に、仲の良い同期たちと頻繁に飲みに行っていたこともは、今では良い思い出です笑

エンジニア向けの新卒研修

同じタイミングで入社したジュニアのエンジニア向けの研修を用意していただきました。3人で行いました。

内容は、1つの社内向けwebアプリを作成し、業務で使うフロントエンドからバックエンドまでの幅広い技術を網羅的に学習するというものでした。 最初は、3人ともフロントエンドからバックエンドまで簡単に触れられるように開発を進めていきました。その後は、各々興味のある領域に分かれて開発を進めていくという流れでした。

完成の目前で外的要因で問題が発生しためリリースすることはできませんでしたが、業務で必要な最低限の技術は学ぶことができたと思っています。

ATOMのNEOチームに配属

現在運用をしているATOMをリプレイスするチームです。

入社してからすぐに配属先が公表されなかったので、どこに配属されるのかなとソワソワ研修期間を過ごしていたような気がしています。

ATOMのNEOチームに配属が決まった際は、自分以外に新卒の方が誰もおらず、正社員の方も少なく、業務委託の方が多いといったような状況でした。 元々ATOMに配属希望だったので、希望が通り嬉しかった反面、どこか少し心細さを感じていたような気がします。

部活動

コロナ前は、会社公認の部活動の活動が活発にありました。

ボルタリング部とボードゲーム部の2つに入っていました。 基本的には、月に1、2回の活動頻度でした。会社や部署を越えて、たくさんの方とお仕事とは関係なく活動することができ、とても楽しかったです。 どちらも未経験だったので、少しずつうまくなれると良いなと思っていたところに、コロナが流行り始めたので、ずっと下手なままです。。。

2年目

チームの出入りが多く配属されたときと比べ、メンバーが大きく変わりました。 そして、コロナが流行り始め業務が完全にフルリモートに移行しました。

また途中で開発方針が大きく変わりました。その変更に伴い、媒体APIからのデータ取得のバッチ処理を中心に開発をするようになりました。

そのため、2年目は変化の大きな年だったと思っています。ただその大きな変化のおかげで、様々な新しい経験をすることができたとも思っています。

コロナでフルリモート勤務

ちょうどコロナが流行り始める2、3週間前から週一でリモートでお仕事を始めていたので、フルリモート勤務への移行はスムーズにできていたかと思います。

ただ私自身としては、少し業務に自信がついてきたかなという段階だったので、しっかりお仕事が進められるか正直不安な気持ちもありました。ですが、チームの皆さんのサポートのおかげでうまく業務を進めていくことができるようになっていきました。

また、オンライン上のコミュニケーションの促進のために、チームにgather townも導入させていただきました。今も使い続けています。

内定者バイト(内定者インターン)

内定者バイトを担当させていただきました。 PMの方と内定者バイト用のコンテンツを0から考えました。

本当にスモールなものでしたが、インフラコストを試算しながら、ゼロからアーキテクチャを考え、段階的に学べるようにタスクを用意させていただきました。

またコミュニケーションを取る手段がオンラインのみだったので、人となりが分かるまでは上手くコミュニケーションを取ることができているかとても不安でした。ですが、無事何事なく終えることができました。

地方の実家からフルリモート勤務

3、4ヶ月ほど地方の実家からフルリモート勤務をさせていただきました。

キャリアの早いタイミングで、地方の実家から東京にある会社のお仕事ができたのは、今後のキャリアを考える上で、とても貴重な経験になったと思っています。

特に、小学生の時から使っていた勉強机でお仕事をしていたので、慣れるまでは不思議な気持ちでいっぱいでした。また、東京でリモートワークをしていた時と比べ、お部屋から田んぼが見えたせいか時間の流れが遅く感じ、ゆっくり過ごすことができたような気がしています。

3年目

初めてのリリースから始まり運用業務を並行で行いながら、大規模なリファクタリングを行いつつ、データ取得の安定化に注力を注ぎました。そのため、フロントエンドの開発からはすっかり離れ、バックエンドを中心に開発するようになりました。

またチームも1、2年いるメンバーが増え、より居心地の良さを感じるようになってきました。そして、新たに新卒の子も加わったことでついに先輩になりました。

そして、3年目というのもあり業務にも少し慣れが出てきたり、自然と後輩と比べる機会が増えたりしたため、今後のキャリアについてより真剣に考える機会が増えていきました。

初めてのリリース

業務を始めてから初めてリリースをすることができました。

周りの同期は業務を通じて何かしらの成果物のアウトプットを重ね続けている中で、チームとして中々リリースまで辿りつけず、漠然とした焦りや不安を感じながら開発を続けていました。

そんな中でのリリースだったせいか、リリース日にはあまり実感が湧きませんでした。後日に周りの同期に「リリースおめでとう!!」と何度か言われて徐々に実感することができました。

運用スタート

リリースを終えたので運用が開始しました。

通常の開発をしながら問い合わせの対応を行う必要があったので、慣れるまでは切り替えコストが大きく大変でした。 また、運用を考慮した設計については、今まで想像することしかできなかったのですが、やっと実感値として理解することができました。1つのサービスで新規開発から運用まで携わる経験ができ、とても良かったと思っています。

OJTトレナー

チームに21卒のエンジニアの子が入ってきてくれました。

内定者バイトの際に担当させていただいたこともあり、OJTトレナーを任せていただくことになりました。1on1を中心に行いながら日々の業務について一緒に振り返りを行なっていました。

その中で、自然と自分と比べる機会が増え、普段の業務をだけでは気づけないような新しい気づきをたくさん得ることができました。また身近に比べやすい人がいますと、自然と自身の得意不得意や好き嫌いなどの理解が深まりやすいなと思いました。

唐突ですが、本当に頼りになる子でいつもとても感謝しています。先輩でいさせてくれてありがとうございます。と直接言うのは恥ずかしいのでこっそり書かせていただきました笑 これからもよろしくお願いします。

振り返ってみて

3年間本当にあっという間でした。ただ振り返ってみますと、たくさんの新しい経験をさせていただきました。またできることも少しずつですが、着実に増えていっているなと実感することもできました。そして、弊社のATOMというプロダクトで、最初のエンジニアとしてのキャリアのスタートを切ることができて本当に良かったなと思っています。

4年目は今後のキャリアを意識しつつ、改めて、目の前の開発に注力しながら技術力を中心につけていきたいと考えています。また業務やプライベートも含め、新しいことに挑戦できるように努めていきたいです。

最後になりますが、ATOMで関わってくださっている皆様いつも本当にありがとうございます。皆様のおかげで楽しく開発をすることができています。これからも引き続きよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。