リアーキテクチャにおけるアンチパターンへの向き合い方と次なる挑戦というイベントで登壇しました

はじめに

こんにちは、ATOM 事業本部のエンジニアの岸田 (@mwudo) です。

集計基盤の機能開発や保守、API サーバー、バッチ処理などを担当しており、ATOM のバックエンド周りを見守っています。

趣味はボルダリングで、最近肩関節のインナーマッスルが弱いことがわかり、今後のレベルアップのためにインナーマッスルの強化がテーマです。

イベントで登壇したので、ご紹介したいと思います。

イベントについて

findy.connpass.com

システムの開発を行う中で起きた課題に対してリアーキテクチャを行い、その際に踏んでしまったアンチパターンの紹介とアンチパターンの解消について事例を共有するような内容でした。

場所はラクスル株式会社さんのオフィスで行われました。 X などでオフィスの風景を見ていたので今回の訪問は楽しみでもありました。 実際に伺うと、天井が高く開放感があり、観葉植物などが置かれていて素敵なオフィスでした。

公募 LT 枠に応募して有り難いことに当選したので発表する運びとなりました。

この発表の前に社内 LT と Go Conference の資料作りを立て続けに行っていたので、社内のエンジニアから「ずっと資料作ってるよね、仕事してる?笑」と言われました(もちろんちゃんと仕事してました)

発表内容について

「システムと組織の課題克服を目指すリアーキテクチャとユーザ移行」というタイトルで発表を行いました。

speakerdeck.com

以前、リプレイスしたあと、実際どう?システム再構築への挑戦LT大会 - connpass というイベントでの登壇内容を踏襲しつつ、社内で行われた技術カンファレンスで開発部長がプロダクトの負債について発表をしたのでそちらの内容も加えてブラッシュアップしました。

弊社で開発している ATOM は Web広告代理店向けの業務支援を行っている SaaS になります。

社内向けのサービスとして 2014年に開発が始まり、プロダクトが成長していく中で様々な課題が発生して、2019年からリニューアル版の開発が始まりました。

今回の発表では、技術的な課題も紹介していますがどちらかといえば組織面での課題に焦点を当てています。

加えて、課題についてお話するとどうしてもプロダクトに対してネガティブな言葉ばかり並べてしまうことになるので、前提としてプロダクトに対してリスペクトを持っていることも資料に載せました。

技術的な課題についても従来システムとリニューアル版のアーキテクチャの違いや、再リファクタリング前後での違い、ユーザ移行の仕組みなど、お話できることはありましたが、発表時間の制約上、盛り込むことができなかったので別の機会にご紹介できればと思います。

他の方の発表もアンチパターンを踏んでしまった経験や、逆にリアーキテクチャを行わない判断をしたなど各社ごとに悩みを抱えながらプロダクトに向き合っていることが感じられました。

まとめ

各社からの LT が終わったあとは、懇親会がありました。懇親会のための場面転換の間、ラクスル株式会社さんが用意してくださった謎解きゲームを参加者で行いました。

オフィスにあるもので問題が作成されていて、オフィスを回りながら謎解きをしました。今まで色々なイベントに参加した中で謎解きをしたのは今回が初めてですごい新鮮でした。

謎解きをすべて解き終えるとノベルティをいただくことができました。(写真を撮ることを忘れていました、、、)

懇親会でも色々な人が声をかけていただいて、発表について質問してくださり交流を図ることができました。

まだプロダクトのリニューアルは続いているので一歩一歩着実に進めていきます!