社内Demo Dayを開催しました! ~新機能の共有からパネルディスカッションまで~

AG-Boost開発部の後藤です。最近、当社では社内向けのDemo Dayを初めて実施しました! 今回はその概要や実施内容、感想などをお伝えいたします。

Demo Dayとは?

Googleが開始したというDemo Day。これは、スタートアップが投資家や業界のリーダーの前で自らのビジネスをアピールする場として知られています。 今回私たちが実施したDemo Dayは、社内向けにエンジニアが新機能をリリースしたことを非エンジニアの方々に共有する目的で開催しました。 それを他社様でアレンジされていたのを見て、弊社でも実施してみよう!と思いアレンジしての開催に至りました。参考URLは下記になります。 events.withgoogle.com zenn.dev

Demo Dayの流れ

前半(エンジニアパート)

エンジニアによるタスク一覧機能のリリース共有やデモの実施を、司会役の方と行いました。 その場で機能のデモを見せることで、参加者に直感的に理解してもらえるよう心掛けました。 また、質疑応答の時間も設け、機能に対する質問や不明点をクリアにしました。

後半

後半はパネルディスカッションを実施しました。 様々な立場の社員がパネラーとなり、テーマに関する意見や考えを共有し合いました。 特に自分はエンジニアとしてのパネラー参加だったため、エンジニア目線以外での事業に対する価値観を改めて知る良い機会になりました。

Demo Dayの様子

前半エンジニアパート
パネルディスカッションパート
オフライン参加者の一部抜粋

Demo Dayの振り返り

良かった点

  • 機能自体の動きをその場で動きを見せられるので導入がしやすい
  • その場でこんな機能あるのですか?といった対話形式で進められた+実際に使う想定のターゲットを挟むことで、機能に関する率直な共感を得られる/与えることができる
  • パネルディスカッションで様々な立場の人から同一のテーマに関する知見を述べる機会がなかった為、どのような行動理念で動いているのかを知る良い機会になった

改善したい点

  • 今回はメインがオンラインでの実施となったが、直接の対面での交流の場を設けることの重要性を再認識しました。発表側としてはその場で今盛り上がっているかの状態がわからず、今盛り上がっているのかな? 話に皆さんついていけているのかな?といった不安を抱えながらの進行となったため、オフラインで直接みなさんの表情などを伺いたいという気持ちが非常に強かったです。加えて、どうしてもオンラインよりオフラインの方が会場での熱気の伝搬が起こりやすいとも思いました。誰か一人が「えっこの機能すごくない?」と言えば皆さん興味関心が向いて熱が入るかなと!
  • 今回が初のDemo Dayだったため企画自体を失敗させたくない思いが強く、準備に相当な時間をかけました。 その反面、通常業務の他のチームメンバーに巻き取って貰ったりとご迷惑をおかけしてしまった申し訳なさがありました。発表というイベントの都合上仕方のない部分ではありますが、通常業務と並行して行えるように効率的な準備方法の模索や共有が必要かと考えました。
  • 本イベントに関しての頻度ですが、不定期開催がベストかと個人的には考えております。参考にさせて頂いた記事では2週に1度の頻度でしたが、その場合

    • AGBの開発チームは少数精鋭なので、1人発表準備に回った際にチームの他の方にかかる負荷の比重が高い
    • 今回の開発プロダクトはプランナーなどを絡めた大型のもののため、2週間間隔では今回と同じレベルのものは出せない
    • 小型のプロダクトに関しては週単位でリリースしているが、そちらは0=>1の案件は少なく、利用者への認知と愛着を目的としたDemo Dayとは異なる試みになる

上記の理由から開催頻度、タイミングは弊社流のスタイルを考慮する必要があると考えました。

個人的な準備の振り返り

良かった点

  • 事前に志願して予行練習を挟むことで、自分一人が話す→司会とのトークセッション方式→実際に使われるターゲット層を挟むことでより良い形に昇華できた
  • 1回目の発表練習段階でほぼほぼ全て話す内容を覚えていた為、予行演習の時点で形式変更という観点にフォーカスした議論ができた

反省点

  • 想定質問のリストアップが不足していました。普段より非エンジニアチームと交流を交えていればこのような質問がくるなと想定できていたかもしれません
  • 一部自分が緊張していたのもあり、オンラインで参加していた他のエンジニアに助けて頂いたシーンもありました。練習と本番の緊張感を見誤っていました

結論と今後の展望

初回の実施であったにもかかわらず、 Demo Dayは社内から多くの反響を得ることができました。 これを契機として、弊社の技術情報の共有や社内コミュニケーションの質を一層向上させるべく、 今後もこのような取り組みを継続的に実施していきたいと考えております。